ドレカジ七三理論は年齢相応、体型相応とのバランスありきなのですが、もう一つ、フォーカスが上半身のみと全身の2つに分かれるというのとを念頭に置くと、ミニマルなワードローブ構築に役立つと思ったのでシェアしたいです
つまり、人の印象が全身で決まっていることは少なく、多くの場合まず顔プラス上半身で決まるということなんですね。
で、子供っぽい顔、デカ顔(等身が低いのも子供っぽさであり、カジュアルさなので)のおっさんが上半身をカジュアルにすると、一発で老け顔の子供が誕生するということなんです。
顔デカのフォローで、よくフードで対比しろ、そのためにパーカーを着ろっていうのがありますが、大抵の服装で死ぬんですよね
で、問題になるのは、いつものひげです。ひげ顔は子供っぽさを抑えるので、あえて言えば(ある意味では髭を生やすという行為自体はビジネスシーンにはそぐわないという意味でカジュアルであるという通念に反して)ドレスな要素になります。逆に言えば、おしゃれひげを生やさないデカ顔おじさんの顔はかなりカジュアルで、tシャツでも一応様になるおしゃれ髭おじとは違うということです。
結論から言えば、顔デカのおっさんはシャツを着ざるを得ないし、ジャケットが望ましいし、となってきます。tシャツとパーカーを避けたい訳です。
しかし、シャツは、足を短く見せます……。tシャツより着丈が長く、足の面積を減らすからです。これは短足に見えやすい顔デカにはオワタです。かくて顔デカ短足おじさんには少しでも着丈の短いシャツを探す長い長い旅が待っているのです。(女子なら、あるいは、若いファッショニスタであれば、似合っているタックインアンドハイライズはなんかお腹がだぶついてきたおじさんだと見栄えが悪いです)
ドレカジの理論で言えば上がドレスなら下は少し外せますね
あえて言うなら
顔(カジュアル)
トップス(ドレス)
ボトムス(カジュアルかドレス)
シューズ(ドレスかカジュアル)
これが顔デカ短足おじさんの黄金パターンです。
ここに、短足カバーで、ボトムスとシューズの色を合わせるというテクニックを加えた場合
青ジーンズプラス青スニーカー→☓
黒ボトムスプラス黒シューズ(黒ジーンズプラス黒革靴 または、黒スラックス 黒スニーカー)→○
白きれいめボトムス 白スニーカー→△
茶色ボトムス 茶色シューズ →△
ここまで絞られてきます。要は青ジーンズは履けません。青いドレスシューズがないからです。(青系のスラックスならいけます)
ここまでが、ブルージーンズ鬼門説の根拠でした。
さて、顔デカおじさんが着丈の短いドレスシャツを着た場合に重大な注意点があります。
肩幅身幅不足で顔デカが強調されることです。肩幅と顔の大きさは大きく関係します。上半身フォーカスの場合は特にそうです。ちなみに、肩幅に加えて、アームホールも影響します。
ですので、横はでかいが、縦には小さい服(zozoのマルチサイズ対応服だとそういう指定が出来ます)
ですから、GUあたりでオーバーサイズ気味のシャツをあえて小さく買って、かつ、腕まくりをすると、かなり決まりやすいですね着丈は小さい場合にちゃんと小さいか確認は必要ですが)
身幅については、出かければでかいほどいいわけではなく、限度を超えると前後左右に膨らみだして、体型が悪く見えます。胴の幅はそんなに大きくは見せられないので、肩幅ほどの重要性はないです。アームホールの大きさと、不自然な太さにならないかのバランスを見て決めるところでしょうか。