メジャーで計測から始まるおしゃれ(低身長・短足・顔でかメンズをどうカバーしていくか)

https://youtu.be/a9y0BJiGSAU

本記事はわむうさんの素晴らしい動画にインスパイヤされています。

 

男子の身長の平均は171cm

 

股下平均は身長の45%だそうである

 

また、男性の顔の高さは24cm、横は16cmとのこと。

 

当然目の大きさについても平均がある(が、服というよりは髪型で解決すべき問題なので、いったんは置いておく。スタイリングに比べて美容院というのは身近なので髪型の相談はしやすいはず。)

 

これらを計測することで

・高身長・低身長

・小顔・大顔

短足・脚長

これらがはっきりわかる

 

これらのうち、

靴でのカバー→低身長

靴、ボトムスとトップスでの総合カバー→短足

トップスまたは帽子、メガネでのカバー→顔でか

であるから、身長、顔のサイズから靴とトップスが決まり

それらのトップスと靴を前提として、足の長さのカバーが決まるという流れになります。

 

まず靴の話を少し

ただし、そもそも靴で身長を持ち上げるといっても、一般には3~5cm程度が限界であるので、そこで例えば偏差値50ほしい、要は平均身長ほしいというのに届くかどうか、というのは決まっています(それは10cm盛るブーツとかも売ってはいるのだが、膝の曲がる位置が見るからにおかしくなるのではないかと思う。直立の写真を撮るシーンとかなら悪くはないでしょう)

 

 

足の長さのカバーへのアプローチも何種類かあります

(1)腰の位置を持ち上げる

(2)足を細く見せる

(2)-a シルエット

(2)-b 収縮色(寒色)を使う

(3)靴とボトムスを一体化させる

 

靴とボトムスを一体化させるアプローチ(だいたいは色を合わせる)は、シークレットシューズ路線と矛盾しません。同じ色で持ち上げちゃえばいいので。

 

問題は(2)と(3)をあわせた、細身の靴を履くという路線です。

この路線では、身長が高くなるような靴と脚長に見える靴にはトレードオフがありますから、悩ましいです。

一般に脚長に見える靴というのは、ボリュームが小さく長い靴(スタンスミスのようなテニスシューズとかコンバースのようなローテクスニーカー)です。ですから、身長を盛りやすい厚底とかソールを入れやすいブーツやハイカット、ハイテクスニーカーというのは、あんまり適していません。(底がない、小さい靴には物理的にソールが入らないんです)

一種バランス路線でいえば、ほどほどに先の尖った革靴がバランスがよいでしょう。ヒールがあったとしてもある程度細身です。革靴は色が限られるので、基本は黒か茶、ボトムスに茶色をいつも履くというのは汎用性が低いので、自動的に黒の革靴をいつも履く、ということになります。これは一種の最適解の一つですね。

 

ただし、いつも黒の革靴というのは、ちょっと……という部分もあります。スニーカーを選ぶとトレードオフの中で選ぶ必要が出てきます。

このあたりのトレードオフを整理するのに、メジャーが役に立つと思っています。

身長は普通なのに、足の比率が低い(短足)という人は、靴で大幅に盛ることを目指すよりも、そちらはあっさりとさせつつ、視覚的に脚長効果を狙った方がいい可能性もあります。

より具体的に言えば

(A)身長170cm(平均身長) →股下72cm(割と短足

(B)身長160cm(低身長) →股下72cm(標準的な足の長さ)

この場合、Bは靴で身長を持ち上げてしまえば、腰の位置をごまかす方向のアプローチは(少なくとも平均を目指すのであれば)さほど取り組む必要はありません。スタイルは標準なわけです(足元を持ち上げればむしろ身長に対する股下の比率はあがるので更にスタイルがよくなります)。ですから、大手を振ってかっこいいハイテクスニーカーとかを履いてしまえばいいわけです。(正直この方がコーデの自由度とかも高いのでA人間としては羨ましい部分もあります) 

ソールがでかいスニーカー(しかもボトムスと色合わせやすい黒いやつ)を適当に貼っておきます

 

 

 

しかし、Aの場合は逆に、靴で身長自体を持ち上げるよりも、足を長く見せることが重要になります。身長よりスタイル改善が重視されるわけです。どちらかといえば、靴は細身に寄せ、パンツとのバランスを重視した方がいいでしょう。

まあこういうやつです。

 

また足を細く見せるという意味ではパンツのシルエットも重要になります。脚長効果のあるパンツでいうと

・スキニージーンズ

・テーパードパンツ(特にスラックス)

・アンクルパンツ

があがりますが、この中でスキニージーンズは足がそもそも太いとあんまり細長く見せてくれません。脚が細い人は逆にジーンズあってますね。

アンクルパンツはあえてくるぶしを見せることで、それより上の脚も小さく見せるという路線ですが、これ、脚長効果と矛盾してしまいます。パンツとシューズの一体化が拒まれてしまうのですね。

ということで、誰にとっても無難なのはテーパードパンツということになります。(流行りすたりもあって、何年か前まではスキニーが流行り、今はワイドパンツから細い足を覗かせるとかが流行っているようですが、まあそういうのは体型補正にとっては無視するしかないですね……。トレンドによって有利不利があるわけです。まあスタイル良い人はいつも有利ですが)スラックスはセンタークリースが入っていて、立体的になるので、裾幅の実寸以上に足を細く見せてくれます(ジーンズの裾幅18cmとスラックス18cmだったら、スラックスは前側に折り目がある分、細く見えるわけです)

さて、ここまででおわかりのように、テーパードパンツと黒の革靴は、やっぱりスタイル補正効果が優れてるんですね……。ただ黒スラックス+黒革靴は、見るからにめっちゃ黒い人って感じはしますが……。スーツの無難さというのはこういうところにもあるのかもしれません。逆に、1つ1つは身長補正テクニックとして正しくても、スキニージーンズ+でかスニーカーみたいなスタイルが似合う人は結構限られるということです。

 

ここまでで、体型に応じて結構ボトムスと靴の選択肢は限られてくるということがおわかりになったと思います。

 

さて、最後は顔デカと脚長のトレードオフの解決です

顔が大きい男性のための、全力ファッション講座

 

顔デカ解決路線としては

(1)顔より下の肌見せる(Vネック・ネックレス)

(2)襟と顔の対比で顔小さく見せる(Yシャツ・マフラー・パーカー・冬のアウター類)

(3)ボトムスにボリュームもたせる

(4)トップスを大きいものにする(オーバーサイズ・レイヤード)

-a 膨張色にする

-b 肩の位置をごまかす(ドロップショルダー)

(5)大きめの帽子かぶる

 

なんだか全体的に急に難易度があがっていると思うのは私だけでしょうか。

 

(3)はアンクルパンツパターン以外では脚長と矛盾してしまいます(アンクルの場合はパンツと足首の対比を使うのでOKでしょう)。

 

Vネックやマフラーが使えるのはシーズン限られますね。

トップスの色と大きさ・シルエットが重要になります。

 

脚長でいうと、まだ残っているのは、腰位置ごまかす系ですが、

タックインかつ股上の深いパンツで腰位置を高く見せる

・タックアウトかつ股下の小さいパンツで腰位置を隠しつつ高く見せる

この真逆の路線がありますが、実はタックイン路線はトップスのボリュームが小さくなるので、相対的に顔デカになるという副作用があり、足は長いが、顔はでかい、という、所に落ち着く可能性があります。

トップスをできるだけ横に大きくして肩まわりの横ラインを強調するというのがやはり重要になるでしょうか。

 

オーバーサイズめなシャツ・他の季節はパーカーやジャケットスタイル(ラペルが小さくないもの)を基本にしていく感じになるでしょう。

 

わむうさんが手が短く見えるとまずいという話をどこかでされていたので、それもいづれ拾います。

お洒落には2通りの意味がある。「おしゃれのコスパ」とは?

一つには、見た目が感じがいい、ということだ。最も実利的な意味でのおしゃれと言える

この中では、清潔感、スタイルの良さ、健康的、などのウエイトが大きい

この意味では、もう極端に太っている人なんかはなかなか入りづらくなる。清潔感を重視して、かつ、健康的に太っている感じ(短パンできれいな肌を出すとか)をアピールする方向になる。印象としても、不健康さではなく、おおらかさに変換する作戦だ(そこで、お笑い芸人とかは、アロハに短パンのようなスタイルになる)。あとは日焼けなんかもうまく行くかもしれない。

清潔感については、あくまで「感」なので、髪質とか、肌の状態とか、ままならないことも含まれる。含まれるが、まあある程度は努力で追従できる部分もある。

スタイルについては、生まれついてのもので変えようがないが、どのあたりが望ましいかは決まっているので、そこに近づけるように努力することになる

これらの背景には、おそらく、生物的な背景があり、およそ万人が病的な人を避け、健康的な人を好むことになるため、基準は変化しづらい。また「無難さ」は明確に存在する

 

 

もう一つは、ファッションのヘビーユーザーである、という意味になる。趣味としてのファッションと言ってもいいし、ファッションのオタクと言ってもいい(私は他のいろんなもののオタクだからこれを否定していない)

この意味の背後では、たくさん服を買えばいい、という産業の論理が働く。だから、トレンドに敏感で、季節感に敏感で、その日の気分でさまざまなコーデを楽しむ、そういう人がお洒落である、または、特定ジャンルの流れに詳しく、マニアックなことまで知っている、そういう人がおしゃれということになる(スニーカーマニアとか)

ファッションYouTuberは、無意識か、意識的にかはわからないが、両方のおしゃれを混ぜて使うために「コスパ」という言葉を使う。モテ系のYouTuberは、だいたい前者で終わる(ので、ファッションの動画なんかはすぐ終わってしまう)

モテや無難さを求めてファッションYouTuberを見ていたら、いつの間にかたくさん、服を買ってしまった、そういうことになりがちである(それは楽しければ別にいいのだが)

この値段で誰でもスタイルがよく見えるので、コスパがいい、これは前者だ。

こんなにたくさん着回しができるからコスパいいですよ、というのは両方の意味を含んでいる

この値段でこんなに今風なシルエットが手に入るなんて!これは後者だ

 

ミニマリズムの観点から言えば、服が趣味でなければ、後者のおしゃれさは無用であり、コスパ服について、「パフォーマンス」の内実を、問いながら服を買うことになるだろう。

逆に、趣味の服は、いくらコスパが悪くても買って着たいなら買えばいいのだ。好きなんだから。そこには好きだ、という絶対の高パフォーマンスがあるから、コスパは良いのだ。

チビと短足は厚底スニーカーを履け(あるいは、身長を本気で盛りたいなら厚底スニーカーを買うだけでは駄目編)

今回の記事の元ネタ

focacciatomeetyou.com

 

本記事はこの最高のページにインスパイヤされています。

その他参考になった記事

身長が盛れる(足が長く見える)メンズスニーカーブランドを徹底解説! | Small-背が低いからこそオシャレになれるブログ-

 

4cm↑身長盛れる!ポンプフューリー:低身長男子におすすめのスニーカー - ケチ大根のチビハック

 

目次

 

身長を本気で盛りたいなら厚底スニーカーを買うだけでは駄目

 

さて、結論から言えば、靴での身長盛りはかなりやらないと、明確な効果は出ない。

GUで適当にソールのあるスニーカーを買ってくれば、それで+3cmであるから、そもそも盛ってる感がほとんどない靴(GUのライトソールレザータッチスニーカーはまあスタンスミスコンパチのテニスシューズ系で、かなりスリム系のスニーカーの部類に入ると思う。)でも3cmぐらいは全然増やせるのである。まあスタンスミス自体は手元にないのでそちらはギリ3cm切る感じはする。

 

 

で、この靴は盛れます系のブログ記事が結構あるのだが、案外計測方法に差があるので注意する必要がある。特に、人気スニーカーが並んでいる系の記事だと、だいたい外側のソールの厚さ=身長に寄与する+分という風に書いている事が多い。

そうすると実際5cm、さらには6cm近いソールのスニーカー(bondi6とか)が人気の厚底スニーカーに存在するのだが、トップに掲げた、きちんと定規で中のインソールまでの高さと外側から見たときの高さを比較した記事を見ると、ソールが5cmあっても、盛れるのは4cm程度に過ぎない。

 

 

NIKEの巨大なソールのある靴であってもそれは外側の装飾に過ぎないことがあるのだ。装飾というよりも、そういうクッションが、底深くまで沈み込んでこそ、クッションの役割を果たすのかもしれない。

 

 

また別の問題点として、ホカオネオネのボンディ6とか、ポンプフューリーとか、現物を見てもらうとわかるのだが、なんかもう、底が弓なりになっていて、いまいちまっすぐ立ったときに何センチ持ち上がるのか判然としないのである。このパターンだとソールの厚さと盛れる身長にはかなりの乖離があってもおかしくない。

 

 

で、結局4cmであれば、スリム系のスニーカーに1cmのソールを入れたほうが、よっぽど厚底感なく好きな靴が履けるだろう。

 

ドクターマーチンで身長は何センチ盛れるの?【身長の悩み解決】

 

また、いかにも厚底じゃんという靴筆頭かと思われるドクターマーチン、プラスは3.5cmだそうである。実際手元にあるZARAの偽ドクターマーチン8ホール(なんかステッチまであるのだ。黄色ではないのだが)をはかってみたらプラス4cmだったので、いかにもそのへんが限界なんだろうと感じる

 

 

手元にあった、普通のプレーントゥの革靴とローファー2足がどの程度盛れているか計測したところ、3.5cmと4cmであった。

 

だから、厚底のために、2万円のスニーカー、しかもデザインが気に入らないものを買う、というのはナンセンスであるし、普通にヒールのある革靴を買うという選択肢もあるのである。

 

いずれにせよ、3cm程度は普通であって、かつ、靴を選んでも1cmしか増えないのだ。

(要は、それ以上になると、不自然だったり歩きにくくなる、とナイキなりアディダスなりドクターマーチンなりの一流シューメーカーは判断しているのだろう)

 

靴選びよりインソール選び(ただし靴とインソールには相性がある)

であるから、ここに脚長効果を加えるなら、インソールが必須である。

 

逆に身長が盛れる靴というのは5cmとか書いてあったとしても、それは普段の靴に対して1~2cmしか盛れていないという把握をしたほうがよい。2cmは小さくはないのだが、身長が盛れる靴は高いので、千円で2cmのインソールを買った方がコストパフォーマンスは高い。であるから、10cm盛れるというとギャグみたいだが、そこでひるんではいけない。真剣に考えるならそれぐらい必要にもなるのだ

 

 

私としてはプラス6cmぐらいからやっと脚長効果が出てくるという印象になるのではないか、と思う。ここまでやるのは怖い、と思っているなら、そもそもやる意味がほぼないのだ。

であるから、本当に盛りたければ、4cmの厚底OR革靴+2cmのインソール、あるいは3cmのスニーカー+3cmのインソールといった選択肢になってくるのであるが、ここまで覚悟して初めて、3cmのローカットのスニーカーが選択肢から外れてくる。ローテクスニーカーはかかとを3cmも持ち上げると足がはみで始めるのだ。

逆に足がはみでないようなミドルカット、あるいは、なんかかかとが深いハイテクスニーカーなのであれば、気にせず3cmのインソールを入れたらいいので底がそもそも厚いかどうかは問題にはならない。

 一方、何でもインソールが入るかというとそうではない。ここはむしろ靴についてはサイズアップが可能であるのに対して、そもそものかかとまでの余裕がインソールの最大の高さになることに注意する必要がある。

具体的にはコンバースはかなり向かないのではないかと思う。ハイカットでかつ自分の足より大きいサイズを買えば全く話しは別だが。

 

 

靴による盛りの限界は?

これらをまとめると、元の盛りと靴の形状から逆算されるソールの限界を加味するに

・薄いスニーカー(コンバース) +4cmぐらいまで

・ソールのあるローテクスニーカー +5cmぐらいまで

・革靴 +6cmぐらいまで

・厚底スニーカー +8cmぐらいまで(ローカットだと正直6cmぐらいまでかも知れない。手元のairmax90で現実的に履けるラインだと今6cmぐらいです。追って記事にします)

・ブーツ +10cm以上盛れる(足がもてば)

といった感じであろう。

 

 

どれぐらいの盛りが必要なの?(正規分布の考え方から)

逆に、どの程度身長が盛れれば見た目が変わってくるのか、という目安を計算してみよう。

 

メンズの平均的な股下は身長の45%だそうである。したがって平均身長が170(正確には171cmだがめんどうなので)であるので、股下の平均は77cm程度である。身長の標準偏差は5.8cmということなので、非常に大雑把に考えて股下もその45%=2.6cmで1標準偏差変動すると考えよう。

 

これらの数字を使えばおおよそ自分の目指すところ(偏差値ベース)に必要な盛り身長が求められる。

 (仮定というか直感として、偏差値10変われば明らかに変わったってわかるだろ、というのを置いています)

偏差値や正規分布や標準偏差について理解したい人には以下の本を勧めます。

完全独習 統計学入門

 

ケース1:身長170cm、股下73cm 身長普通 割と短足パターン

この場合、身長自体は平均なので偏差値50、短足なので偏差値は40を切っている

これではかっこ悪いということで、とりあえず股下を77にするとどうなるか。

身長が174cm、股下77cm なのだが、これでは実は股下45%を切ってしまっているが、まあこの辺で妥協してもらおう。股下偏差値50弱だ。逆に身長の偏差値は53ぐらいである。

普通の靴で3cmなので、印象としてもっと持ち上げるには結局7cm持ち上げる必要がある。革靴ではかかとの高さが足りない可能性があるので、厚底スニーカー4cm+3cmのインソールで頑張ったほうがよさそうだ。

 

ケース2:身長164 股下77cm 身長低いが、足はむしろ長いパターン

この場合身長は偏差値40といったところ、股下は逆に平均より2%も高いので相当な脚長となる。ここは簡単に身長偏差値50を目指すと、+6cm(+一般的な靴3cm)で、+9cmが要求される。

これは結構苦しいので、夏場以外は厚底ブーツに相当高いインソールを履くことになる。ただ、足が長いのであるから、足が長く見える服装などを頑張れば番外出来る範囲のような気もする(あとは帽子をかぶったり髪を固めて身長をごまかすとか)

 

ケース3:身長170 股下77cm 身長も足も平均パターン

逆にここから偏差値60を目指すとしてみよう。シンプルに身長偏差値60は176cmなので、+6cm(+一般的な靴3cm)まで頑張れば、股下が83cmになるので股下は47%となる。股下も余裕で偏差値60を超えることになる(おそらく60半ば弱ぐらいだろう)。

ただし、+9cmはかなりきついので、靴選びの自由度の高い同様+6cmで計算してみると

身長は173なので偏差値は55付近、股下は80cmとなって偏差値は60を超える。私としてはこれで十分じゃないか、この辺がコスパのよいところだな、と思う。

確実に印象が変わるのは「靴+インソール=+7cm」から

上記踏まえて、現実的でありつつ、おそらく確実に印象が変わる(チビから普通、短足から普通、普通から脚長)ラインとして+7cmを提唱したい。

逆に気づかれたくない、という人はこの下でやりくりすれば良いと思う。

ただ、結局一般の靴が3cmであるから、プラス4cm程度の話である(私はあんまりやらないが、髪型でも2cm程度盛れるかもしれない)

 

現実的なライン:靴+インソール=+5cm~+6cm/最強の身長盛れスニーカー AIR MAX95

ここから下は私の個人的な印象ではあるが。

メンズの靴はだいたいかかとの高さは9~10cmである。10cmはハイテクスニーカーかなんらかの厚底靴である。ドレスシューズやローテクスニーカーであればまず9cm以下である。

安定して靴としてはけるのはかかとに4cm程度は必要。また、一番低い部分でも2cmほどはないといけない。

 

 

このあたり踏まえると現実的なのは+5cm~6cm程度で、それを超えられるのは、おそらくair MAX95ぐらいではないか、という印象を持っている。AIR MAX 95はどうもかかとの高さが目算で11cmほどあるので、7cm盛って歩ける可能性がある(まだ手元にないので試せていない)。手元のものだとAIR MAX90の+6cmが最大で、逆に+5cm程度はほとんどの靴でなんとかなるラインである。(GUの偽スタンスミスとかも、本家スタンスミスと違って5cmならいける)

95は靴の形もいい、というかほぼブーツみたいな形をしている(足の側面がほぼ見えない)ので、あるいは7.5cmぐらいいけるかもしれない。

air max 95は側面のくびれが強いので、意外にでかくは見えないのだが、紐のつけ方がスポーティなので、履くシーンがやや限定されるのが惜しい。

インソールの限界は後ろマイナス手前の高さが3cmほど

ちなみに、ハイカットスニーカーなら、ブーツなら無限に盛れるかというと、歩きやすさの点での限界は存在する

身体的な限界として、基本的にはつま先立ちで長時間維持できる高さ以上盛ると膝に負担がかかる。

私の場合は最大4cmほどのつま先立ちならウロウロ歩き回れるが、それ以上は無理である

なので、手前の靴底の高さとかかとの靴の高さの差が4cmを超えると、歩き方に負担がかかる。、スニーカーのようにフカフカの場合、不安定になるので、更に難しくなる

そもそも厚底の靴(例えば手前からかかとまで4cmとしましょう)に、4cmのインソールを入れると、かなり膝に負担がかかるのだ。

ぎりぎり常用できるラインは私の場合は、3cmであるから、やはり7cm程度の盛りになる。

そういう意味では、最初から厚底の靴でないと歩けないのだ。

 

これは6cmの厚底ブーツである

あとはコンバースの海外モデルに5cm のrun star hikeというものがある

どちらも見るからに厚底なので、10cm希望となるとどうなるか、イメージを掴んでほしい

 

結論

チビと短足は厚底スニーカーとブーツを履け!である。特に普通身長の短足に効く。(低身長の救世主にはならないかもしれない)

いずれも普通の人は好きな靴にそっと+2~3cm程度のインソールを入れるとよい(涙)

 

※貼られる靴が黒ばっかりなのは、脚長効果を狙ったものです(涙ぐましい)

 

 

最近の厚底スニーカー事情を更新

記事を書いたのは数年前だが、低身長ニキには優しい時代が来ていると言える。zozotownでも5cm盛れるという謡い文句の革靴(WYM BY LYDMNのシャークソールコンビネーションシューズ)が売れているし、各メーカーは相変わらずダッドスニーカーをリリースし続けている。

現状すべてを実測は出来ていないが、盛れると評判のスニーカーをここにいくつか追加しておく。

ただし、+のセンチ数については、注意してほしい。基本的に上でインソールまでを実測しているサイトが正しいと思うが、ここでは候補をたくさん挙げるために各種公式サイトや比較サイトの数字を見て判断しているものもある。

OAO SUNLIGHT 公称+5.8cm

【OAO公式ストア】SUNLIGHT(サンライト) | レザー キャンバス スニーカー ブラック ホワイト メンズウィメンズ 厚底

こちらはヴィブラムソールのスペックとして「5.8cmのソール」と書かれている。多少沈み込むにしろ、これを履くだけで相当のスタイルアップになりそうだ。

【OAO公式ストア】THE CURVE 1 (ザカーブワン) | レザースニーカー 厚底 メンズウィメンズ ブラックホワイト

THE CURVE1は5cmだそうである。

現物を見る機会がなかった(一般的なセレクトショップとかにも置いてはいないっぽい。tomorrowlandの一部か)ので、幻の盛りスニーカーと言う感じである。

CONVERSE ALLSTAR TREKWAVE 本ブログ基準+5.2cm

だいたい昔のスニーカー記事でいえば、bondi6とこちらの先行機種と言えるrunstar Hikeが二大巨頭だったものだ。

ただ現行機のボンダイ8と、こちらのトレックウェーブの差を各種サイトで見てみると0.5cm程度としているものから、1.5cmは違うとしているものまで様々だ。ただ、ボンダイは外見のソールと実際のプラス身長がかなり差があるモデルだからだろう。また、底が弓なりになっているのも計測のブレを呼びやすいと思う

しかし、トレックウェーブは見た目どおり持ち上がる。というのは、試着したことがあるからなのだが、フラットな厚底だからだ。

しかもコンバースなので底は割とペラペラで、追加でインソールを入れることも容易そうだった。ただし、コンバースなので足の前部分はキツいのでサイジングがピーキーかもしれない。

デザイン性としてかなり目立つのでアラサーが履けるのかというと疑問(アラサーでも履けるだろうが、スニーカーありきのコーデでないと浮きそう)だが、お手頃な価格で、デザインとしても奇抜すぎないラインでいうと、身長盛りだけに特化して最初に検討にあがりそうだ。

YOAK LORRY 公称+5cm→本サイト基準4.6cm

YOAKはドメブラで、価格は4万円以上するが、公称でスタイルアップ5cmを謳っており、品質についてもポジティブな声が大きい。

見た目もスリムなテニスシューズ+厚底型であり、レザーで出来ていることもあって、ほぼ革靴のような雰囲気がある。

オニツカタイガーがのローンシップPFとコンセプト的には近いし盛りもほぼ同じなので、あとはデザインや質感上の好みで決めるとよいだろう。

懸念点としてAIR MAX系と比べるとそもそもの靴自体の背の高さが抑えられているようので、インソールをガツンと入れるのには向かない。だが、素で履くには最強である

最厚スニーカーは?定番から注目モデルまでソールを測ってみた

こちらのサイトでは4.5cmで実測5cmだったボンダイに劣ると宣言されているが、ボンダイは外見のソールがでかいからであって、身長盛れではこちらに軍配があがる。

正直自分は各種記事の真偽を疑っていた。単価が高いから盛れると書いておいて、アフィリエイト記事として収益を増やそうというつもりなのだと思っていたが、このタイプのスニーカーとしては最もおすすめとなる(予算に限りがなければ)

onitsukatiger lawnship pf 本ブログ基準 +4.5cm

靴単体で見ると実は最強クラスに近い。

いわゆるスタンスミス的なテニスシューズにPF(プラットフォーム)をつけたというコンセプトの靴だ。なので、上から見たときに、テニスシューズ的な薄い靴を想像するので、盛り感が少ない。

amazonの商品画像でみるとでっかく感じるが、オールブラックを見た感じは、ダッドスニーカーというよりは、エアフォースワンと大差がないスリム系のスニーカーの印象であるものの、フラットに4.5cmプラスしてくれる。シャークソールでソールがでっかすぎない印象なのも心憎く、日本メーカーということもあって、身長盛りが企画意図になるのではないかと思うほどだ

ただし、シルエット自体がスリム系なので、インソールを入れる前提であれば、air max 95やプーマRS-Xに軍配が上がる。

2万円代の最もおすすめスニーカーと言えるだろう。

エア マックス 720 本サイト基準で+4.5cm

ダッドかはおいといてでかすぎないか?という感じだが、エアマックス系でも最大なのは間違いない。

ただ、これもトレックウェーブと同じでファッションを選ぶ印象にはなる。

カジュアル系を普段から着ているなら、AIRMAX系でも問題ないだろう。

プーマ RS-X 本ブログ基準+4.2cm

あまり名前が出ることがないが、1万円代の廉価なスニーカーとしては、かなり盛れるほうであり、デザインもそこまで不自然さがないという点でおすすめである。air max95が入手しづらいとかであればこちらをおすすめする

trekwaveと履き比べた際、その差は0.5cm程度であったため、最強スニーカー入りした。

ディスラプター2と比べたときもわずかだが勝利していた。

 

gore-texモデルもあり、そちらのほうがオールブラックで高級感があって良い。

[ニューバランス] スニーカー MS327 U327 現行モデル 本ブログ基準+4.2cm

この値段、このルックスでディスラプター2よりわずかだが高いのはかなりの逸材。くびれがかなり強いので、スマートな靴の印象も強い。

CTB Triple Blackという色を選べば真っ黒になる。

ただし、靴自体の背はやや低めなので、インソールを入れて+7cmまで持っていくにはややおぼつかない。インソールなんか入れずにそこそこ盛りたいという人にはおすすめ。

ディスラプター2もこれもだが、靴としての質感は1万円以下という感じで、どうしてもややチープな印象はあるので、手にとってみてから決められたし。

HOKA ONE ONE BONDI 8 ロコンド測定+5cm→本ブログ基準+4cm

 

色々他のスニーカーとの相対比較がブレがちである。これは外見のソールの高さと中のインソールまでの高さとにかなりギャップがあるためだろう。

ロコンドによる測定では+5cmでメンズスニーカーとしてはfilaのディスラプターと並んで最大である。

上から見るとそこまでソールも目立たないので、スポーティなスニーカー買ったんですよというトーンでいくならばおすすめ出来るのは間違いない。

ただし、靴の高さとしては並なので、インソールを入れる前提であれば、aimax95やpu-ma rs-xには大幅に劣ることになる。

FILA ディスラプター2 ロコンドで+5cm→本ブログ基準+4cm

入手性がめちゃくちゃよい、1万円付近で、しかも、その辺の靴屋にも売っている厚底シューズといえばこれではなかろうか。

ただ、明らかに盛ってます!という形なので、ややレディースっぽい印象はある。それが証拠に上の各種メンズスニーカー特集では省かれている。

私もちょっと恥ずかしくて履けない。韓流男子とかならいいのだろうが。

もっといくならウェッジというさらに厚底のモデルもある。パンプスみたいなソールがついている。

 

 

NIKE AIR MAX 95 本ブログ基準+4cm

靴自体の背の高さ、知名度と合わせて「あんまり靴に凝ってるように思われたくない」人へ向けて最もおすすめのスニーカーである。ただ、人気すぎて逆に入手性がよくないのは問題。

靴紐の形が独特なのでそこは人を選ぶと思う。airmax97だと0.2cmぐらい低くなる。

以下比較対象用リスト

ここから下は、明らかに最上位ではないが、有名なので、一応比較対象用に乗せておくか、という感じのリストである。

要はこのあたりに比べてプラス1cmというのが上のシリーズですよということの確認のようなものだ。

[サロモン] トレイルランニングシューズ XA PRO 3D GORE-TEX 本ブログ基準+3.5cm

サロモンは近年人気なので、一つ厚底の噂のあったモデルを比較で入れたが、普通というほかない。

Reebok インスタポンプフューリー 本ブログ基準+3cm?

 

盛れそう!感でいうと有名なのだが、そこまで盛れない。インソールを入れると外側から見える恐れもあるので、そういう意味でも本記事の趣旨とは外れる。

NIKE AIR FORCE 1 本ブログ基準+3.5cm?

ある程度は上げ底になっており、有名でどんなファッションにもあうということで、これが一つの基準になる感じではある。これよりソールが大きいと厚底という印象になるとは思う。